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ヨガと関係の深い「アーユルヴェーダ」とはどんなもの?

ヨガと関係の深い「アーユルヴェーダ」とはどんなもの?

最終更新日

インド発祥のヨガとアーユルヴェーダ。これらのどちらにも、心身のバランスを整えて健康であるために役立つ、伝統的な智慧が盛り込まれています。日頃からヨガに取り組んでいる方は、暮らしのなかにアーユルヴェーダを取り入れてみてはいかがでしょうか? こちらでは、ヨガと深い関係にあるアーユルヴェーダをご紹介します。

アーユルヴェーダとは?

「アーユルヴェーダ」とは、古代インドで生まれた伝統医学のことです。“三大伝統医学”のひとつでもあります。心身のバランスを大切にしながら、健康でより良い生き方をするための智慧が伝えられています。

アーユルヴェーダという名前には、サンスクリットで「生命科学」という意味があります。「生命」を意味する「Ayus(アーユス)」という言葉と、「科学」を意味する「Veda(ヴェーダ)」という言葉を組み合わせたのが、アーユルヴェーダです。

アーユルヴェーダでは、あらゆる生命に「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」という基本となる3つのエネルギーがあると考えられています。これらの3つのエネルギーは「ドーシャ」と呼ばれ、このドーシャのバランスを整えることで、心身の健康が保たれるといわれています。

3つのドーシャの性質と特徴

ヴァータ

ヴァータは「風」と「空」の性質を持っています。このエネルギーには、軽い・速い・冷たい・変わりやすい・乾燥しているという特徴があります。体内では、排泄や運搬にかかわるといわれています。

ピッタ

ピッタは「水」と「火」の性質を持っています。このエネルギーには、熱い・軽い・鋭いという特徴があります。体内では、消化や代謝にかかわるといわれています。

カパ

カパは「土」と「水」の性質を持っています。このエネルギーには、重い、遅い、鈍い、湿気がある、粘り気があるという特徴があります。体内では免疫にかかわるといわれています。

ヨガとアーユルヴェーダの関係

アーユルヴェーダは、ヨガと深い関係にあります。ヨガもアーユルヴェーダも、どちらも古代インドで生まれました。いずれも『ヴェーダ』と呼ばれる文献で伝えられており、心と体のバランスを整えて健康に生きることを目指しています。

アーユルヴェーダで伝えられているのは、主に医学や食事療法の知識です。これにより、体の内側から健康にアプローチすることができます。それに対して、ヨガでは呼吸法や瞑想を通して、精神にアプローチしていきます。ヨガとアーユルヴェーダを合わせて行えば、心身の調和が取れた健やかな状態を目指せるのです。

すでにヨガを行っている方も、アーユルヴェーダの知識を身につけて、健康でより良い生き方への学びを深めてみてはいかがでしょうか?

アーユルヴェーダを学ぶには?

日本にはアーユルヴェーダの資格がいくつか存在します。ヨガインストラクターのなかにも、レッスンはもちろん生活にアーユルヴェーダを取り入れている方が多くいるようです。ヨガをより深めるうえでアーユルヴェーダの知識を身に着けたい方は、勉強して資格取得を目指してみましょう。

国内でアーユルヴェーダを学ぶには、専門のスクールに通う方法があります。各種スクールではアーユルヴェーダの知識を学べるほか、セラピストとして必要となる実技を学べるなど、コースによってさまざまな特徴があります。アーユルヴェーダを仕事に生かしたい方も、ぜひチェックしてみてください。

アーユルヴェーダを体験してみよう!

アーユルヴェーダを体験してみたい方は、日本やインドにあるサロンに足を運んでみましょう。ここでは、アーユルヴェーダのサロンで行われる特徴的な施術の一例と、それぞれの概要についてお伝えします。

シロダーラ

シロダーラは、アーユルヴェーダといえば多くの方が思い浮かべる、仰向けになって額へ液体を垂れ流す施術です。“脳のマッサージ”と呼ばれることもあり、リラックスやストレス解消などの効果が期待されています。シロダーラに用いられる液体は、体調に合わせて配合されたオイルや薬草を煎じた液体などです。

カティバスティ

カティバスティは、うつ伏せにしている状態で背中から腰のあたりに土手を作り、そこへ温めたオイルを流し込む施術です。オイルにより部分的に温められることで、体が芯から温まるようになります。体内の老廃物を排出させ、新陳代謝を促す効果が期待されています。冷えや疲労を和らげるともいわれます。

ウドゥワルタナ

ウドゥワルタナは、パウダー状あるいはペースト状のハーブを使ったトリートメントです。ハーブを体にふりかけたり塗ったりした状態で、マッサージを行います。施術によって大量の汗を出すことで、疲労回復やデトックスなどの効果が期待されています。また、角質が取り除かれてお肌がキレイになるのも魅力です。

ヨガとアーユルヴェーダは、どちらも古代インドで生まれました。両方を取り入れることで、心身ともにバランスの取れた健やかな状態を目指せるのが魅力です。興味のある方は、ぜひヨガと合わせてアーユルヴェーダも体験してみてください。

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ヨガと関係の深い「アーユルヴェーダ」とはどんなもの?

ヨガと関係の深い「アーユルヴェーダ」とはどんなもの?

最終更新日

インド発祥のヨガとアーユルヴェーダ。これらのどちらにも、心身のバランスを整えて健康であるために役立つ、伝統的な智慧が盛り込まれています。日頃からヨガに取り組んでいる方は、暮らしのなかにアーユルヴェーダを取り入れてみてはいかがでしょうか? こちらでは、ヨガと深い関係にあるアーユルヴェーダをご紹介します。

アーユルヴェーダとは?

「アーユルヴェーダ」とは、古代インドで生まれた伝統医学のことです。“三大伝統医学”のひとつでもあります。心身のバランスを大切にしながら、健康でより良い生き方をするための智慧が伝えられています。

アーユルヴェーダという名前には、サンスクリットで「生命科学」という意味があります。「生命」を意味する「Ayus(アーユス)」という言葉と、「科学」を意味する「Veda(ヴェーダ)」という言葉を組み合わせたのが、アーユルヴェーダです。

アーユルヴェーダでは、あらゆる生命に「ヴァータ」「ピッタ」「カパ」という基本となる3つのエネルギーがあると考えられています。これらの3つのエネルギーは「ドーシャ」と呼ばれ、このドーシャのバランスを整えることで、心身の健康が保たれるといわれています。

3つのドーシャの性質と特徴

ヴァータ

ヴァータは「風」と「空」の性質を持っています。このエネルギーには、軽い・速い・冷たい・変わりやすい・乾燥しているという特徴があります。体内では、排泄や運搬にかかわるといわれています。

ピッタ

ピッタは「水」と「火」の性質を持っています。このエネルギーには、熱い・軽い・鋭いという特徴があります。体内では、消化や代謝にかかわるといわれています。

カパ

カパは「土」と「水」の性質を持っています。このエネルギーには、重い、遅い、鈍い、湿気がある、粘り気があるという特徴があります。体内では免疫にかかわるといわれています。

ヨガとアーユルヴェーダの関係

アーユルヴェーダは、ヨガと深い関係にあります。ヨガもアーユルヴェーダも、どちらも古代インドで生まれました。いずれも『ヴェーダ』と呼ばれる文献で伝えられており、心と体のバランスを整えて健康に生きることを目指しています。

アーユルヴェーダで伝えられているのは、主に医学や食事療法の知識です。これにより、体の内側から健康にアプローチすることができます。それに対して、ヨガでは呼吸法や瞑想を通して、精神にアプローチしていきます。ヨガとアーユルヴェーダを合わせて行えば、心身の調和が取れた健やかな状態を目指せるのです。

すでにヨガを行っている方も、アーユルヴェーダの知識を身につけて、健康でより良い生き方への学びを深めてみてはいかがでしょうか?

アーユルヴェーダを学ぶには?

日本にはアーユルヴェーダの資格がいくつか存在します。ヨガインストラクターのなかにも、レッスンはもちろん生活にアーユルヴェーダを取り入れている方が多くいるようです。ヨガをより深めるうえでアーユルヴェーダの知識を身に着けたい方は、勉強して資格取得を目指してみましょう。

国内でアーユルヴェーダを学ぶには、専門のスクールに通う方法があります。各種スクールではアーユルヴェーダの知識を学べるほか、セラピストとして必要となる実技を学べるなど、コースによってさまざまな特徴があります。アーユルヴェーダを仕事に生かしたい方も、ぜひチェックしてみてください。

アーユルヴェーダを体験してみよう!

アーユルヴェーダを体験してみたい方は、日本やインドにあるサロンに足を運んでみましょう。ここでは、アーユルヴェーダのサロンで行われる特徴的な施術の一例と、それぞれの概要についてお伝えします。

シロダーラ

シロダーラは、アーユルヴェーダといえば多くの方が思い浮かべる、仰向けになって額へ液体を垂れ流す施術です。“脳のマッサージ”と呼ばれることもあり、リラックスやストレス解消などの効果が期待されています。シロダーラに用いられる液体は、体調に合わせて配合されたオイルや薬草を煎じた液体などです。

カティバスティ

カティバスティは、うつ伏せにしている状態で背中から腰のあたりに土手を作り、そこへ温めたオイルを流し込む施術です。オイルにより部分的に温められることで、体が芯から温まるようになります。体内の老廃物を排出させ、新陳代謝を促す効果が期待されています。冷えや疲労を和らげるともいわれます。

ウドゥワルタナ

ウドゥワルタナは、パウダー状あるいはペースト状のハーブを使ったトリートメントです。ハーブを体にふりかけたり塗ったりした状態で、マッサージを行います。施術によって大量の汗を出すことで、疲労回復やデトックスなどの効果が期待されています。また、角質が取り除かれてお肌がキレイになるのも魅力です。

ヨガとアーユルヴェーダは、どちらも古代インドで生まれました。両方を取り入れることで、心身ともにバランスの取れた健やかな状態を目指せるのが魅力です。興味のある方は、ぜひヨガと合わせてアーユルヴェーダも体験してみてください。

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