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神秘的な月の満ち欠けとヨガの関係。月にまつわるポーズもご紹介!

神秘的な月の満ち欠けとヨガの関係。月にまつわるポーズもご紹介!

最終更新日

満月から新月へと、新月から満月へと、満ち欠けを繰り返している月。ふと夜空を見上げたときに美しい月があると、思わず見とれてしまうことがありますよね。そんな月は、ヨガともさまざまな関係がある天体です。

今回は、神秘的な月の満ち欠けとヨガについてご紹介します。秋は美しい満月を鑑賞できるイベントもあるため、ぜひ見逃さずにチェックしてみてください!

月の満ち欠けが心身に与える影響

月の引力は、海の潮の満ち引きと関係しています。地球の周りを回る月の引力により海水が引っ張られると、地球上では海面の高さが変化します。体の大部分が水分でできている人間にも、何らかの影響を与えている可能性があるでしょう。

また、ひと月で体調のリズムが変化する女性には身近に感じやすいかもしれませんが、月の満ち欠けも人間の体に影響を与えると考えられています。女性の月経の周期は約28日間。不思議なことに、これは月の満ち欠けの周期とほぼ一致するのです。

神秘的な月の満ち欠けは今日も起こっていますが、忙しい現代人はつい身の回りに目を向けることを忘れがちです。だからこそ、自然のリズムのなかで日々変化する自分自身を、改めて感じてみるチャンスがあると良いかもしれません。

秋には「十五夜(中秋の名月)」という天体イベントがあり、美しい満月に注目が集まる季節でもあります。この機会に、ヨガでも大切にされている自然のリズムについて考えてみてはいかがでしょうか?

ヨガでも大切にされている月のリズム

ヨガの流派のなかには、とりわけ月の満ち欠けを重視している流派もあります。代表的なのが、インドのマイソールに本拠地がある「アシュタンガヨガ」です。

アシュタンガヨガのヨギー&ヨギーニは、満月・新月のときを「ムーンデー」と呼び、毎月この日には練習をお休みしています。

アシュタンガヨガといえば、伝統的なフローにしたがってダイナミックなポーズを次々とこなす、運動量の多さが特徴のひとつです。ほかにも、早朝から練習が行われる点などから、ストイックなイメージを抱かれることが多い流派だといえます。

アシュタンガヨガのプラクティスで重視されている月の満ち欠けの影響。ムーンデーは当日だけでなく、前後数日も人間の心身が影響を受けやすいと考えられています。ヨガの練習中だけでなく、日常生活においても心身に対してきめ細やかな配慮ができると良いですよね。

月に関連するヨガのポーズ

ヨガと月の関係はまだほかにもあります! ここでは、月に関連する名前がつけられたヨガのポーズを3つご紹介します。

月のポーズ

「月のポーズ(チャンドラーサナ)」は、直立の姿勢から体側を伸ばしていくポーズです。ターダーサナ(山のポーズ)のポジションから始まり、両手を合わせて上方向へ引き上げてかから、上体を左右片側へと傾けて伸びていきます。
基本のポーズであるため、ヨガ初心者の方にもおすすめできます。たいへんシンプルな動きですが、呼吸とともに体を動かすことで、リフレッシュにつながるのが特徴です。ぜひ全身を気持ち良く伸ばしてみてください。

三日月のポーズ

「三日月のポーズ(アンジャネーヤーサナ)」は、股関節をダイナミックに開くポーズです。両足を前後へ大きく開き、後ろ足の膝を床へ下ろします。吸う息とともに上体を垂直に保ち、両手を天井方向へ引き上げます。
フローでは、アドムカシュヴァナーサナ(犬のポーズ)のポジションからポーズに入ることが多いです。後ろ足の付け根と前腿が気持ち良く伸びてストレッチされます。左右の安定感を保つことで、バランス力を鍛えるのにも向いているポーズです。

半月のポーズ

「半月のポーズ(アルダチャンドラーサナ)」は、片手・片足を床につき横向きで全身を支える、バランスのポーズです。土台となる脚で地面を押し、上げた脚を真っ直ぐに伸ばします。手を天井方向へ上げ、余裕があれば視線も上へ向けます。
全身を使うポーズであり、バランス感覚が養われます。バランスを取るのが難しいと感じるときは、地面に置いたほうの手の下にヨガブロックを置いて、高さを調整しながら練習しましょう。

月の満ち欠けを知る方法

最後に、日々の月の満ち欠けを知りたいときに、便利な方法をご紹介します。月齢に合わせた計画を立てるときなどに活用してみましょう。

◆月齢カレンダー…カレンダーの日付に月齢が記載されています。Webサイトで確認できるほか、紙のカレンダーとして発売されているものも。アシュタンガヨガのスタジオのサイトに掲載されていることもあります。

◆月齢アプリ…スマートフォンやタブレットで利用できるアプリです。ホーム画面に追加すれば、ひと目で今日の月齢を確認できるようになります。

◆スケジュール帳…月齢入りのスケジュール帳も発売されています。ヨガのレッスンの予定を書き込むのにも便利です。

ヨガには月に関連したポーズがあり、さらには取り組む際に月の満ち欠けが重視されることもあります。秋は月の天体イベントが注目を集める季節です。これまで月齢を気にしていなかった方も、ぜひ月の満ち欠けを意識してみてください。

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満月から新月へと、新月から満月へと、満ち欠けを繰り返している月。ふと夜空を見上げたときに美しい月があると、思わず見とれてしまうことがありますよね。そんな月は、ヨガともさまざまな関係がある天体です。

今回は、神秘的な月の満ち欠けとヨガについてご紹介します。秋は美しい満月を鑑賞できるイベントもあるため、ぜひ見逃さずにチェックしてみてください!

月の満ち欠けが心身に与える影響

月の引力は、海の潮の満ち引きと関係しています。地球の周りを回る月の引力により海水が引っ張られると、地球上では海面の高さが変化します。体の大部分が水分でできている人間にも、何らかの影響を与えている可能性があるでしょう。

また、ひと月で体調のリズムが変化する女性には身近に感じやすいかもしれませんが、月の満ち欠けも人間の体に影響を与えると考えられています。女性の月経の周期は約28日間。不思議なことに、これは月の満ち欠けの周期とほぼ一致するのです。

神秘的な月の満ち欠けは今日も起こっていますが、忙しい現代人はつい身の回りに目を向けることを忘れがちです。だからこそ、自然のリズムのなかで日々変化する自分自身を、改めて感じてみるチャンスがあると良いかもしれません。

秋には「十五夜(中秋の名月)」という天体イベントがあり、美しい満月に注目が集まる季節でもあります。この機会に、ヨガでも大切にされている自然のリズムについて考えてみてはいかがでしょうか?

ヨガでも大切にされている月のリズム

ヨガの流派のなかには、とりわけ月の満ち欠けを重視している流派もあります。代表的なのが、インドのマイソールに本拠地がある「アシュタンガヨガ」です。

アシュタンガヨガのヨギー&ヨギーニは、満月・新月のときを「ムーンデー」と呼び、毎月この日には練習をお休みしています。

アシュタンガヨガといえば、伝統的なフローにしたがってダイナミックなポーズを次々とこなす、運動量の多さが特徴のひとつです。ほかにも、早朝から練習が行われる点などから、ストイックなイメージを抱かれることが多い流派だといえます。

アシュタンガヨガのプラクティスで重視されている月の満ち欠けの影響。ムーンデーは当日だけでなく、前後数日も人間の心身が影響を受けやすいと考えられています。ヨガの練習中だけでなく、日常生活においても心身に対してきめ細やかな配慮ができると良いですよね。

月に関連するヨガのポーズ

ヨガと月の関係はまだほかにもあります! ここでは、月に関連する名前がつけられたヨガのポーズを3つご紹介します。

月のポーズ

「月のポーズ(チャンドラーサナ)」は、直立の姿勢から体側を伸ばしていくポーズです。ターダーサナ(山のポーズ)のポジションから始まり、両手を合わせて上方向へ引き上げてかから、上体を左右片側へと傾けて伸びていきます。
基本のポーズであるため、ヨガ初心者の方にもおすすめできます。たいへんシンプルな動きですが、呼吸とともに体を動かすことで、リフレッシュにつながるのが特徴です。ぜひ全身を気持ち良く伸ばしてみてください。

三日月のポーズ

「三日月のポーズ(アンジャネーヤーサナ)」は、股関節をダイナミックに開くポーズです。両足を前後へ大きく開き、後ろ足の膝を床へ下ろします。吸う息とともに上体を垂直に保ち、両手を天井方向へ引き上げます。
フローでは、アドムカシュヴァナーサナ(犬のポーズ)のポジションからポーズに入ることが多いです。後ろ足の付け根と前腿が気持ち良く伸びてストレッチされます。左右の安定感を保つことで、バランス力を鍛えるのにも向いているポーズです。

半月のポーズ

「半月のポーズ(アルダチャンドラーサナ)」は、片手・片足を床につき横向きで全身を支える、バランスのポーズです。土台となる脚で地面を押し、上げた脚を真っ直ぐに伸ばします。手を天井方向へ上げ、余裕があれば視線も上へ向けます。
全身を使うポーズであり、バランス感覚が養われます。バランスを取るのが難しいと感じるときは、地面に置いたほうの手の下にヨガブロックを置いて、高さを調整しながら練習しましょう。

月の満ち欠けを知る方法

最後に、日々の月の満ち欠けを知りたいときに、便利な方法をご紹介します。月齢に合わせた計画を立てるときなどに活用してみましょう。

◆月齢カレンダー…カレンダーの日付に月齢が記載されています。Webサイトで確認できるほか、紙のカレンダーとして発売されているものも。アシュタンガヨガのスタジオのサイトに掲載されていることもあります。

◆月齢アプリ…スマートフォンやタブレットで利用できるアプリです。ホーム画面に追加すれば、ひと目で今日の月齢を確認できるようになります。

◆スケジュール帳…月齢入りのスケジュール帳も発売されています。ヨガのレッスンの予定を書き込むのにも便利です。

ヨガには月に関連したポーズがあり、さらには取り組む際に月の満ち欠けが重視されることもあります。秋は月の天体イベントが注目を集める季節です。これまで月齢を気にしていなかった方も、ぜひ月の満ち欠けを意識してみてください。

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